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皇帝カルロス!

16世紀ヨーロッパに君臨した神聖ローマ帝国皇帝カルロス5世ファンのブログ。

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妹イサベルの儚き生涯

 
デンマーク王妃イサベル(1501-1525)享年24歳

今から500年前の1515年、皇帝陛下の5人の兄弟姉妹のうち、
祖父マクシミリアン皇帝の進める政略結婚によって、
 一番最初にハプスブルク家を離れたのがイサベルでした。
そして、一番最初にこの世を去ったのも彼女でした・・・。

1515年 デンマーク国王クリスチャン2世と結婚
1517年 国王の愛妾デューヴェケが病死
1518年 長男ハンス王子が生まれる
1520年 国王とスウェーデン貴族との対立、「ストックホルムの血浴」事件が起きる
    長女ドロテア王女が生まれる
1521年 次女クリスティーネ王女が生まれる
1523年 枢密院がクリスチャン国王の廃位を決定、
    国王・子供たちとともにネーデルラントへ亡命
1525年 病によりこの世を去る


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祖母、マリー


ブルゴーニュ公女マリー(1457-1482)

カルロスの生まれた時にはすでにこの世を去っていたが、
フランドル宮廷の貴族たちに語り継がれた永遠のお姫様。
皇帝マクシミリアン最愛の女性。

祖父、マクシミリアン


神聖ローマ帝国皇帝マクシミリアン1世(1459ー1519)

またの名を「中世最後の騎士」。
カルロスの世界帝国の礎を築いた偉大なる君主。
ハプスブルク家の勢力拡大に心血を注いだ男。
行動力はあるが、単純で騙されやすいのが難点?

母、フアナ


カスティーリャ女王フアナ1世(1479ー1555)

カルロスの母。
夫への狂信的な愛情から、精神錯乱に陥ったとされる女性。
またの名を「狂女(王)フアナ」。(スペイン語 juana la loca)
父、夫、そして息子カルロスの三代にわたり男達に翻弄された人生。
生涯の半分以上を軟禁生活で過ごした彼女は何を思っていたでしょう。

父、フィリップ


ブルゴーニュ公フィリップ(1478ー1506)

カルロスの父。
神聖ローマ皇帝マクシミリアンとブルゴーニュ公女マリーの子。
歴代ブルゴーニュ公にはそれぞれあだ名がつけられましたが、
彼は「美男公」「美公」(フランス語「le Beau」)と呼ばれました。
28年という短い人生でしたが、カルロスを含めた6人の子をもうけ、
ハプスブルク家が政略結婚で欧州各国に力を得る基盤を作りました。

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