〜カンタベリー大聖堂〜
今回の旅の一番の目的であった大聖堂。古代から続くキリスト教の古刹にしてイギリス国教会の総本山。カルロス皇帝はイングランド訪問時にここを訪れミサをあげました。彼が訪れたころ、ここはまだカトリック教国でありましたが、ヘンリー8世と皇帝の叔母であるキャサリン王妃との離婚というイギリス国教会創設の一件により、カトリックの枠組みから外れることとなり、皇帝はその後この国を訪れることはありませんでした。皇帝とヘンリ−8世がともにミサをあげた祭壇は、ヘンリー王がのちに破壊を命じたため、今は残っていません。
大聖堂の敷地入り口にそびえる重厚な門。
大聖堂内部のステンドグラス。
暗闇に色鮮やかに浮かぶ姿は圧巻。
この奥にかつてカルロス皇帝がミサをあげた祭壇があったのでした。
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